こんにちは
“超集中空間プロデューサー”
慎塾 教室長の喜田慎吾です。
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入試の勉強と定期テストの勉強は違います。
入試は初見の問題が多く、
その場で考える問題
定期テストはすでに授業やワークで
やった問題の類題
入試レベルができるようになるには
考えるプロセスをたくさん持つこと
が大切になってきます。
今月も一番点数を上げやすいと言われる
理社の入試問題のアプローチ方法
について、お話ししていきます。
8月は平成25年入試の問題を使ってお話しします。
今回のテーマは
「入試化学へのアプローチ」です。
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今日は平成25年の化学分野の問題です。
平成25年 5番(3)の問題です。
(3) 実験3の結果から、ビーカーBの水溶液に加えたうすい水溶液水酸化ナトリウム水溶液の量がビーカーAの水溶液に加えたうすい水酸化ナトリウム水溶液の量より少なかった理由を、「電子」と言う語を用いて書きなさい。
最近、マウスに入れていた電池から水漏れし、
ベトベトになってしまい、
あ~やっぱり水なんだ(-。-;)
と実感したんですよね~。
あれ、また関係ない話に行ってしまいましたねσ(^_^;)
では化学電池の話に行きましょう。
よく問題に出てくる金属板の組み合わせは
亜鉛板と銅板なので、
亜鉛と銅を例に進めてみましょう。
亜鉛は
化学式ではZnなんですが、
イオン式ではZn2+で
陽イオンなんですね。
銅はというと、
化学式ではCuですが、
イオン式ではCu2+で、
コチラも陽イオンなんです。
うすい塩酸の中に入れるんですよね。
塩酸は化学式ではHClですが、
イオン式で表すと
HCl → H++Cl–
となります。
「2+とか-とかって何?」
2+だと-の電子が2個なくなっていて
+の電子の方が多い状態になっている
ということです。
「じゃあCl–だと-の電子が1個多い状態ってこと?」
その通りです。
で、亜鉛も銅も陽イオンで
+の電気を帯びているんです。
そこに塩素の陰イオンがあったらどうなりますか?
「-が足りないんだから、そっちにくっついていく」
でしょ。
だから、亜鉛の方に塩素が行くんです。
そうして、-電子が亜鉛板に入っていくんですね。
で、亜鉛が溶けていくわけです。
でも、そうすると水素が余るじゃないですか
HClで落ち着いていたのに、
Clの-電子を取られたら
居場所がなくなるわけですよ。
でも、-電子が亜鉛板から銅板に流れると
-電子が余るんです。
それで、銅板の方でH
ということはオルゴールを鳴らすと
水溶液中の水素イオンは
減少しちゃうんです!
だから、アルカリ性の水酸化物イオンが
少なくなても、中性になるんですね(^_^)v
ということで、答えは
ビーカーBの水溶液中の水素イオンの数が
電子を受け取って減少したから
納得していただけましたか?
ガッテン(。ゝω・)b
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