こんにちは
“超集中空間プロデューサー”
慎塾 教室長の喜田慎吾です。
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テストで目標点を取るためには
正しい勉強法が必要です。
『夏』
中3生にとっては入試に向けての
本格的な勉強が始まります。
そこで、今月は
一番点数を上げやすいと言われる
理社の入試問題のアプローチ方法
について、お話ししていきます。
今日のテーマは
「入試化学へのアプローチ」です。
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前回の化学では指示薬についてお話をしましたので
今日は、平成26年の2番の中問で出題された
蒸留
についてお話ししましょう。
(1)は語句知識+実験の理由説明
(2)は実験の記述
(3)はグラフの読み取り+計算問題
と単純な問題は1問のみの出題でした。
それでは、(3)をやってみましょう(^-^)/
(3)Cを60℃の水200gに入れよくかき混ぜたところ、完全に溶けた。この水溶液の温度を10℃まで下げると、どちらの物質が取り出せるか、書きなさい。また、取り出せる質量はいくらか、次のア~エから選びなさい。
ア 約2g イ 約8g ウ 約24g エ 約32g
グラフの読み取りは大事ですよ。
グラフの読み取りの基本からお話ししましょう。
グラフって必ず軸があるんですね。
この問題の場合は
縦軸と横軸
で、その軸が何を表しているかは
必ず確認しなければいけません。
縦軸は
『100gの水に溶ける物質の質量(g)』
横軸は
『温度(℃)』
です。
この時、単位の確認も
忘れないようにしましょうねp(^-^)q
ここまでで、「何か変だな」と
気づいたことはありませんか?
「…ない(・・;) 」
問題と軸をよーく見て下さい (¬¬)
「…200gか」
そうですヽ(゚◇゚ )ノ
問題の水の量は200gなんですが
縦軸は100gなんです。
これを読み忘れたら、
正しい計算をしても全部×になります。
怖いですね~o(_ _*)o
60℃の水にミョウバンを入れるのですが、
図を見ると、
60℃の水に溶けるミョウバンの質量は
約58gですね。
でも、200gの水に溶かす場合、
2倍の約116g溶けるはずですよね。
さて、問題の表のCでは
200gの水にミョウバンを40g入れるのですが、
グラフは100gの水なので
ミョウバンを20g入れたのと同じになります。
では、何℃まで下げると
ミョウバンが見えるようになってくるでしょう?
青を横にずらしていくんです。
そうすると、約36℃のところで、
グラフと一致しますよね。
そこが境目です。
ココが飽和水溶液です。
MAXまで溶け切っている水溶液なんですね
それより温度を下げると
結晶が取り出せます。
それを再結晶といいましたね。
これを10℃まで下げていくわけですね。
そうすると、約8gは溶けると分かります。
でも、20g入っているわけだから、
白い部分の12gは結晶として取り出せるわけです。
「でも、答えに12gってないよヾ(▼ヘ▼;) 」
ここで、条件が必要なんです。
水は200gでしたよね。
でも、グラフは水100gですよね。
ということは、
倍の24gが結晶として取り出せる
ということになりますよね(o^-‘)b
グラフの問題は、
縦軸と横軸を確認する
グラフに書き込んで考える
そうすると、
頭だけではなく、目で見ながら
考えることができるようになりますよo(^▽^)o
納得していただけましたか?
ガッテン(。ゝω・)b
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グラフは目で考える【桂萱中・みずき中・鎌倉中・群大附属中生必見】
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説明が長すぎて面白くないです。
もっと面白く説明してほしい
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面白いですね! うちの子はこういう説明が必要でした♪♪ ありがとうございます(^^)/
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>maya-chanmamaさん
嬉しいコメントありがとうございます。
理科は必ず原理原則があるので、これからもご紹介していきますね。